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今考えたら、あの時のダンプの運転手さん逃げなければ、急に横転したのだから罪は軽かったろうね。
救急車が来るまでに、轢かれた方が動かないのを凄く不思議に感じました。
さっきまで元気にバイクを運転していた方は、ゴザで蔽われたの塊にしか思えなくて、生死の違いって何だろう等と考えている自分がまた不思議な感じを受けていたような思い出が有りました。
とにかく何もできないでボーっとしていた自分が居ました。
私はお尻から落下したのですが、目撃者が言っていた言葉を未だに鮮明に覚えています。
『あの子は空中で2回転して、落ちる時はなんだかフンワリと支えられたような雰囲気で着地したんだよ。なんだか不思議な感じの落ち方だったな。』
こんな感じで周りの方に話している声が聞こえていました。
しばらくして私は痛みも怪我もなく、なんとなく立ち上がり周りを見渡す事が出来たのです。しばらくすると、パトカーも救急車も駆け付けてくれました。
救急車は一応は病院に連れて行ってくれました。
当時の検査なので、何等の痛みや傷もないのですぐに警察署に連れて行かれ、目撃者の話と私の記憶の擦り合せ❨⁇❩の為の聴き取り聴取です。
事故の目撃者の方は、当時は近所の米屋さんだったので家に行き母に伝えてくれたのです。
母も急きょ現場に来て、救急車にも乗ってくれていました。
私は一人で取調室に連れて行かれました。
まだ高校3年生だったのですが。
その時の取調室での聴取は、今でも違和感があります。
聴取に掛かった時間は、約4時間ほど掛かったんです。
私もハンドルを横に動かしてもなく、目撃者の方も真っ直ぐに走っていたと言っていたのですが。
後から納得できましたが。
要は私を跳ねた方は鶴○警察の方で、仕事中でなく非番だったんです。
だから少しでも仲間の不利に成らないような事だったのかと今は受け入れました。
その事故で私は命の儚さと、自分をフンワリと包むような力の存在の不可思議さを感じ出しました。
その時から死に対してや、守護霊のようなものを考える事が多く成った気がします。
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